すみましん/ラブソング


2011/04/05 火 17:53
事実は小説よりもアイボリー。これは田辺君の著書「眠らない羊」の帯に書かれたメッセージである。事実は小説よりも奇なり、の「奇なり」の同音語を英訳した田辺君らしい洒落だ。最近僕たちが直面している「事実」は本当に「奇なり」で困る。事実が小説よりもアイボリーな世の中の方がいいなぁ。


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これからは色々な意味で「見極める」ことが大切なんだろうと思う。テレビや新聞やネット上に次々と上がってくる情報を自分なりに見極める必要性。仕事の合間に見るネットニュースのヘッドラインから自分に必要な情報を取捨選択していく必要性。

「J・チェンさん財産を全額寄付。」

J・チェンさんって誰だ? と首を傾げながらヘッドラインをクリック。ああ、ジャッキー・チェンのことか、J・チェンさんって言われると分からないな。

「お騒がせデュオ t.A.T.u.解散。」

t.A.T.u.って解散してなかったのか? と首を傾げながらヘッドラインをクリック。「この2年、私たちはそれぞれの活動をしてきたわ。この結論に至ったのは当然のこと。前に進む時が来たのよ」とコメントしていた。そうか、ここ2年はソロ活動をしていたのか。

そういう情報をゲットしているうちに時間が過ぎていく。「見極める」ことが大切なんだろうと思っていても、寄り道ばかりしてしまう。

寄り道といえば、石川ひとみの「よりみち」って良い歌だったよなぁ、とYoutubeで検索したら「よりみち」じゃなくて「まちぶせ」だった。随分違う。





この歌はユーミンが三木聖子のデビュー曲用に提供した曲だったんだ。





そうなってくるとやはり本家のユーミンバージョンも聴きたくなる。





石川さんも三木さんも良いけど、やっぱりユーミンは素晴らしいなぁ。ユーミンといえば僕が18才くらいの頃、「リフレインが叫んでる」を聴いて切ない気持ちになったことを思い出す。





どうしてどうして僕たちは出会ってしまったのだろう。どうしてどうして私たち離れてしまったのだろう。

分かるよなぁ〜、と想像で切なくなっていた。18才までにそんな熱烈な恋愛を経験していなかったから、想像だ。

埠頭を渡る風、も良い。





あと「春よ、来い」を聴くと2割8分5厘くらいの確立で泣ける。






気づくと「まちぶせ」3連続からの一人ユーミン祭りに突入していた。

そもそも「よりみち」って話をしていたのに。いや、もっとそもそもは「見極める」必要性の話だ。色々とがんばらないといけない。
 
 

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